阪神・佐藤輝 進化止まらん!9回ダメ押し適時打で、別当薫超え58打点 球団新人歴代単独3位

[ 2021年8月19日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5-2DeNA ( 2021年8月18日    東京D )

<D・神>9回1死満塁、佐藤輝は右前適時打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 17日のDeNA戦で2本塁打を放ち、田淵幸一の球団新人本塁打記録に並んだばかりの阪神・佐藤輝が、次なる記録に向け前進した。2点リードの9回2死満塁で桜井の直球を右前へ勝負を決める適時打。今季の打点を58に伸ばし、並んでいた48年別当薫を抜き球団新人では歴代単独3位となった。

 「追加点を取れるチャンスだったので、ヒットが打ててよかった。打点を挙げるのがいいバッターだと思う。チャンスで勝負強い打撃ができるように頑張っていきたいと思います」

 同点の8回無死一、三塁では、エスコバーに対してフルカウントから四球を選んで好機を拡大し、その後の勝ち越し劇につなげた。「しっかりとボール球を見極められた。エスコバーもいいピッチャーですし、しっかり粘って見切れたんでよかった」。17日の一戦でも二ゴロに打ち取られるなど試合前まで通算6打席対戦して無安打、2三振。抑え込まれていた助っ人左腕が相手だっただけに、価値ある結果だった。

 22号の記念球は、この日までに球団スタッフの手元に渡り近日中に甲子園歴史館に展示される予定。数々の記録を塗り替えていく怪物ルーキーの進化が止まらない。(阪井 日向)

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2021年8月19日のニュース