「ティモンディ」高岸 甲子園で139キロ計測「心の190キロは出た」 始球式に登場、感無量の表情

[ 2021年6月20日 14:28 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2021年6月20日    甲子園 )

<神・巨(12)> ファーストピッチセレモニーを終えて感無量の表情を見せるティモンディ・高岸(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 20日の阪神―巨人戦はKONAMIの冠協賛試合「プロスピデー」として開催され、お笑いコンビ「ティモンディ」がファーストピッチセレモニーに登場。「やればできる!!」でおなじみの高岸宏行(28)が投手で相方の前田裕太(28)が捕手を務めた。高岸が投じた1球は139キロを計測し、甲子園球場の観客からはどよめきが起こった。

 2人は済美高OBで、西条のエースだった阪神・秋山の1学年下。09年夏の愛媛大会決勝では秋山が2失点完投勝利を収め、甲子園出場を決めるなど、高校時代からしのぎを削った仲だ。偶然にもこの日は秋山が先発登板。秋山からは「僕のMAX(148キロ)を超してくれた方がおいしいので(笑い)。頑張ってほしい」とエールを送られていたが、さすがに上回ることはできなかった。それでも「もう十分。心の190は出たと思う。ベストを尽くせた」と高岸。高校時代は立つことができなかった憧れの聖地に足を踏み入れ、感激した様子だった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月20日のニュース