なんでやねんオリックス　9回に「悪夢」逆転負けで借金最多6 ヒギンス背信…

パ・リーグ   オリックス2ー3ロッテ （ 2021年4月18日    京セラD ）

＜オ・ロ＞選手交代を告げる中嶋監督の表情も連敗でさえない　　（撮影・奥　調）
Photo By スポニチ

　悪夢を見ているようだった。オリックスは1点リードの9回に試合をひっくり返される痛恨の逆転負けで、引き分けを挟み4連敗。中嶋監督は「（9回はヒギンスに）任せて…、任せましたけどね…」と、ため息交じりに声を絞り出した。 【試合結果】

　懸念だった救援陣の不安が最悪の形で露呈した。平野佳が首痛で離脱し漆原が不調にあえぐ状況下、託したヒギンスが荒れた。先頭から連続四球と犠打などで2死二、三塁を招き、岡に遊撃内野安打を許し同点。荻野に四球で満塁となりマーティンにも押し出し四球で決勝点を献上した。

　宮城が6回2/3を1失点、8奪三振と力投し、6回にはジョーンズが一時勝ち越しとなる適時二塁打。いい流れを最後の最後でぶち壊した。借金は今季最多6。指揮官は「結果を残していくしかない。勝たなければ、しょうがないので」と懸命に前を向いた。