ダル今季初勝利 手薄ブルペン「早い回で降板するのだけは避けようと」 偉業の松山英樹祝福も

[ 2021年4月13日 12:24 ]

ナ・リーグ   パドレス6―2パイレーツ ( 2021年4月12日    ピッツバーグ )

13日に登板したパドレスのダルビッシュ有投手
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 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は12日(日本時間13日)のパイレーツ戦で今季3度目の先発登板。前日の試合先発左腕のエイドリアン・モレホンが初回途中に左前腕の張りを訴え降板、6人のリリーフ投手を使い、ブルペンが手薄な中、ダルビッシュが7回3安打1失点の好投を見せ、今季初勝利をあげた。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――今日のピッチングを振り返って。
 「昨日すごくブルペンを使ってしまっていたので、今日は一つでも多くアウトを取って、できれば7回、8回までと考えていた。チームも連戦が続くので、早い回で降板するのだけは避けようと」

 ――ピッチングの組み立ては。
 「最初はコンタクトを早めにしてもらえるようなピッチングをして、途中から調子も良くなってきたので三振を狙いに行きました。途中から、強いまっすぐを投げ変化球も切れていた。(3番)レイノルズへのまっすぐが良い感覚で、そこから良くなりました」

 ――同僚マスグローブのノーヒットノーランに刺激を受けたか。コーヒー柄のカスタムスパイクをプレゼントしたりして互いに仲が良いが。
 「キャンプの時からちょくちょく話して仲良くなった。彼がコーヒーが好きだからプレゼントしたんですけど、いいピッチングをしましたし、タイプも似ているので良い刺激になっている。カラティニ(捕手)も僕の時と同じような配球をしていた。同じタイプの投手かなと思う」

 ――松山英樹がマスターズの優勝会見で名前を出していた。
 「一回も会ったことがないと思うんですけど、自分の名前を出したのはなんだかよくわからない。でもすごいことをしたので、本当におめでとうございますと」

 ――監督が今日クレイグ・スタメン投手がサービスタイムで10年に届いたことをみんなで祝ったと聞いた。メジャーで10年プレーすることについて。
 「結果を残し続けるしかない。特に中継ぎでずっとやってきているのはすごいこと。どこのチームに取ってもらうかもあるが、なにより精神的に強くないと無理だと思う」

 ――このままのスケジュールで行くと、次はドジャース戦でクレイトン・カーショウと対戦するが。
 「カーショウの球を打席で見るのが楽しみ。どんなすごい球を投げるのかなと。今までキャッチボールはしていましたけど、それが楽しみです」

 ――パドレス移籍後、カーショウが連絡をくれないそうだが。
「移籍後一切メッセージをくれない。ライバルチームということで、カーショウは本当にプロだなと」

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