「ナックル姫」吉田えり 殿堂入りのナックルボーラー、ニークロ氏を追悼 「動画を見て研究した」

[ 2020年12月28日 18:10 ]

吉田えり(18年6月撮影)
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 メジャー24年間で通算318勝を挙げ、1987年に48歳で引退した元ブレーブスのナックルボーラー、フィル・ニークロ氏がアトランタの自宅で死去。「ナックル姫」こと女子硬式野球チーム・エイジェックの吉田えり投手兼コーチ(28)が殿堂入りの大投手を悼んだ。

 吉田は「凄く残念な気持ち。日本ではナックルを投げる人がいなかったので、(ニークロの)動画を見て、変化や握りを勉強しました。教科書とも言える人でした」と悼んだ。

 米独立リーグでプレーした10年にニークロの弟子で通算200勝を誇るナックルボーラーのウェイクフィールド(元レッドソックス)から直接指導を受けた縁がある。11月に右肘の手術を受け、再起を誓う吉田は「ナックルがあったから長く野球を続けられている。凄く夢のあるボール。(ニークロは)48歳まで現役だったので、私もそういう選手になりたい」と誓った。

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