中日 来春Cに“ミスタードラゴンズ”立浪氏を臨時コーチで招へい 京田、根尾ら左打者の成長に期待

[ 2020年11月19日 05:30 ]

中日OBの立浪和義氏(撮影・北條 貴史)

 中日OBの立浪和義氏(51)が来春キャンプで臨時コーチを務めることが18日、分かった。加藤宏幸球団代表が「球団からお願いした。若い選手にとってもいいのではないかと思う」と説明した。チームは今季、8年ぶりのAクラスとなる3位もチーム得点429、同70本塁打は12球団ワースト。来季のさらなる躍進に向け、打撃強化が最重要課題となっている。

 村上、栗原、波留の打撃コーチ3人はそろって右打ち。京田や根尾らチーム内には成長が期待される左打者が多く、左打ちの立浪氏の直接指導は新たな可能性を見いだすはず。主将の高橋も「どういう感覚で打っていたのかなどを聞いてみたい」と話した。

 中日一筋で通算2480安打を放った立浪氏は12年の侍ジャパン打撃コーチで指導経験はあるが、古巣では09年の現役引退後、初めて。臨時コーチながら「ミスタードラゴンズ」が帰ってくる。

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2020年11月19日のニュース