阪神・球児が退団の能見にエール 「こんな年齢になったら球団なんて関係ない」

[ 2020年11月12日 05:30 ]

キャッチボールを終えて抱き合う藤川と能見(撮影・大森 寛明)
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 阪神・藤川球児投手(40)は引退登板から一夜明けた11日、能見にエールを送った。「チャレンジしたらいいと思う。こんな年齢になったら球団なんて関係ないから。野球をどうしたいか。だから、納得するまでやればいいと思う」。10月下旬の練習ではキャッチボール後に抱き合って惜別。引退決断と現役続行で進む道は違っても、応援する気持ちに変わりはない。

 朝にはツイッターを更新。「昨日は皆さんありがとうございました。今日もバタバタ幸せな事に大忙し…寒いから風邪ひかないように気をつけてください」などとつづり、マウンド上で背を向けた写真も投稿し、「最後の景色です!」と添えた。

 《甲子園歴史館で展示》甲子園歴史館は阪神・藤川が10日の巨人戦での引退登板で使用したグラブ、最後に投じたボール、引退セレモニーで使ったマイク台に設置された記念プレートなどの展示を11日から開始した。今月3日から開催している「藤川球児選手引退特別展示」に追加したもので、来年1月31日まで開催する。

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2020年11月12日のニュース