桐蔭横浜大が関東地区大学野球選手権V 西武ドラ1・渡部 追加点の犠飛で貢献「日本一のチームになれた」

[ 2020年11月12日 15:28 ]

第16回関東地区大学野球選手権大会 決勝   桐蔭横浜大4―3創価大 ( 2020年11月12日    横浜 )

<創価大・桐蔭横浜大>関東地区大学野球選手権で優勝し喜ぶ桐蔭横浜大・渡部(撮影・柳内 遼平)
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 第16回関東地区大学野球選手権大会は12日、横浜スタジアムで決勝が行われた。桐蔭横浜大(神奈川大学野球連盟1位)が4―3で創価大(東京新大学野球連盟1位)を下し、13年以来7年ぶり2度目の優勝を果たした。今大会は「横浜市長杯」の名称で知られ、毎年上位2校が明治神宮大会に出場するが、今秋の同大会はコロナ禍で中止が決定している。

 桐蔭横浜大は創価大の最速152キロ左腕・鈴木勇から3回に3点を先取すると、5回は西武からドラフト1位指名を受けた4番・渡部が右翼へ犠飛を放ち、貴重な追加点を奪った。先発のエース左腕・片山は5回の先頭・藤原魁に右翼スタンドへの本塁打を許すまで無安打投球を続ける好投。9回7安打3失点で3試合連続完投勝利を挙げた。優勝に大きく貢献した左腕は最優秀選手賞と最優秀選手賞を受賞した。

 3打数無安打ながら犠飛を放ち1点差での勝利に大きく貢献した渡部は「秋季リーグ戦の前から優勝しようと話していたのでうれしい。神宮大会はないけど、日本一のチームになれたと思う。仲が良く本当に良いチームだった」と笑顔で話した。

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