ロッテ、2位死守へ痛い4連敗…2試合連続暴投で勝ち越し許す

[ 2020年10月30日 21:11 ]

パ・リーグ   ロッテ1―2楽天 ( 2020年10月30日    ZOZO )

8回表1死一、三塁で沢村のワンバウンドの投球を田村は止められず勝ち越しを許す(撮影・長久保 豊)
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 ロッテは1―1で迎えた8回に沢村の暴投で勝ち越しを許して1―2で敗れ、2位死守へ痛い4連敗を喫した。

 先発の小島は6回102球を投げて、3安打無失点の好投も味方の援護がなく降板した。0―0で迎えた7回は2番手で唐川が登板するが、先頭の鈴木大に右安打を浴び、続くロメロに四球を与えて無死一、二塁のピンチを招く。渡辺佳に四球を与えて1死満塁になると下妻に中犠飛を打たれて先制を許した。7回裏に同点に追いつき1―1で迎えた8回は3番手で沢村が登板。先頭の浅村に四球を与え、島内に中前打を浴びて1死一、三塁となり、鈴木大の打席でボールカウント2―0から沢村の暴投で三塁走者の浅村が生還し、勝ち越しを許した。

 打線は初回、先頭の藤原がライトへの二塁打で出塁。続く荻野が捕犠打を決めて1死三塁のチャンスを作ったものの、中村奨、安田と2者連続の見逃し三振で無得点で終わった。その後は楽天先発の岸の前に6回まで2安打に抑えられていたが7回に清田の中越え適時二塁打で同点に追いついた。しかし8回に勝ち越されるとその後は得点挙げられず敗戦した。

 楽天は先発の岸が8回120球を投げて、4安打1失点10奪三振で今季無傷の6連勝を飾った。打線も7回1死満塁で下妻の中犠飛で先制に成功。直後の7回裏に同点に追いつかれたが8回1死一、三塁から相手暴投で勝ち越しに成功。チームは2連勝を飾って逆転でのCS進出へ望みを繋げた。

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