マー君 地区S第3戦先発へ「しっかり準備した」ノーワインドアップ変更に自信

[ 2020年10月7日 15:46 ]

ヤンキースの田中将大
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 レイズとのア・リーグ地区シリーズ第3戦で先発するヤンキースの田中将大投手(31)が6日(日本時間7日)、前日会見で抱負を語った。

 ワイルドカードシリーズではエース右腕コールに続き第2戦での先発だったが、地区シリーズでは第3戦で出陣。「何戦目という予想を別にしていたわけではないので、言われた時に驚きはなかった。もちろん詳細とかは言えないですけど、3戦目に行くぞっていうふうに言われたので、そこに合わせて、しっかりやっていこうと思って準備してきました」と意気込みを語った。

 今季はワインドアップで投球を続けてきたが、今戦に向けてノーワインドアップで調整。天候の不運があったとはいえ、シーズン中最後の登板とワイルドカードシリーズでの先発では打ち込まれており、「感覚的なところでしっくりいっていない部分があった」という。「良くなってきているんで、手応えも感じている。明日もノーワインドアップで行くと思います」とフォーム再変更にも自信を見せていた。

 ペトコ・パークでの登板はメジャー初で2009年3月のワールド・ベースボール・クラシック以来も、「すごい昔のことなんであんまり覚えてない」。今季のレイズ戦は3試合で投げて防御利率4・20で、3度目の登板では初回に与えた死球が「故意だったのでは」と相手選手が発言して後味が悪くなった。ただ、田中は「(思うことは)別に何もないですよ。ピッチャーとしては厳しいところに投げていかなきゃいけないし」と淡々。過去のことには興味を示さず、「自分自身でのバランスでゲームに入って、プランに沿って良い投球ができたら」と冷静にひたすら前だけを見つめていた。 

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