ブルージェイズ・山口俊 好救援で2勝目、指揮官絶賛「2イニング投げてくれたのが大きい」

[ 2020年9月9日 18:46 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ2―1ヤンキース ( 2020年9月8日    バファロー )

ブルージェイズ・山口(AP)
Photo By AP

 ブルージェイズの山口俊投手(33)が8日(日本時間9日)、ヤンキース戦で好救援し、今季2勝目を挙げた。

 2―0の5回に2番手で登板。不運な当たりの2安打と四球で無死満塁のピンチを迎えたが、左犠飛による1失点だけに抑えた。6回はメジャー移籍後、自己最速に並ぶ94マイル(約151キロ)の直球で空振り三振を奪うなど無失点。ブルージェイズは7回以降は3投手の継投で1点差を守りきり、山口に勝ち星が舞い込んだ。

 山口は先日のオンライン会見で自身の直球について「自分のスタイルは変化球の腕の振りにまっすぐを合わすというもの。まっすぐと同じように変化球を投げなさいという教えが普通だと思うんですけど、僕の場合はその逆の方がしっくり来たので」と語っている。ゆったり、軽く投げているように見えるが、直球の威力は十分だ。

 ブ軍のチャーリー・モントーヨ監督も「山口が2イニングを投げてくれたのが大きいし、鍵だった」と絶賛。ブ軍は3連勝でア・リーグ東地区首位のレイズに3・5ゲーム差。2016年以来、4年ぶりのポストシーズン進出に向け、勢いに乗っている。

続きを表示

2020年9月9日のニュース