阪神・木浪が西武・源田の守備動画で研究「スゴく柔らかい 魅了される」

[ 2020年5月4日 05:30 ]

甲子園でノックを受ける木浪(阪神タイガース提供)
Photo By 提供写真

 木浪は甲子園施設での自主練習後にオンライン取材に応じ、遊撃守備の名手の研究に努めていることを明かした。

 「YouTubeとかでショートでうまい人のプレーは見ています。源田さんのプレーは力感がなくて、スゴく柔らかいプレーで魅了される。自分もああなりたいなという気持ちがあります」

 特に手本に挙げたのは昨季まで2年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞した西武・源田だ。時間を見つけては動画に見入り、15日からの自主練習でも目に焼き付けた動きを意識して守備練習に取り組んできた。

 昨季15失策はセ・リーグ遊撃手としては最多。「100%信用されるような守備は、レギュラーを取るには必要」と課題として強く自覚した。ただ、実は源田も同じ1年目にパ・リーグ最多の21失策。大学、社会人を経てプロ入りした歩みも重なるだけに同じ道を進みたい。自主練習でも全体メニューを終えた後に居残りで内野ノックを受けるなど、コロナ禍で開幕が延期になっても時間を無駄にすることはない。

 「もっとレベルアップしたいという気持ちが強いので、ちゃんと練習してレベルアップしたいなという気持ちです」
 グラウンド練習の時間は限定されても、野球は頭から離れない。「家でもグラブやボールを持ったりしている。感覚は絶対に持っていないといけないと思うので、工夫してやっています」。レギュラーの座を目指し、野球漬けの日々だ。(長谷川 凡記)

続きを表示

2020年5月4日のニュース