リプケン氏 59歳でツイッター開設 食糧難の人々を救うため2700万円超集める

[ 2020年4月9日 05:30 ]

カル・リプケン氏
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 元オリオールズの「鉄人」カル・リプケン氏が、新型コロナウイルスに苦しむ人々のため、59歳でツイッターを始めた。2632試合連続出場のメジャー記録を樹立し、07年に野球殿堂入り。ソーシャルメディアを「プライバシー侵害の一種だと思っていた」が、支援の輪を広げるために活用することにした。

 ツイッターでは新型コロナウイルスで食糧難に陥った人に対し、大リーグで監督を務めた同名の亡き父の名前を冠した基金と、賛同する団体から計25万ドル(約2725万円)を集めた。「本当に効果を生むにはチームが必要」とさらなる寄付を呼びかけ。米中枢同時テロが起こった01年を振り返り「野球は米国が立ち直る上で素晴らしい役割を果たした」とその再現に期待した。

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2020年4月9日のニュース