38歳青木 ヤクルト主将に!高津監督指名に快諾、08年宮本慎也に並ぶ野手最年長

[ 2020年1月23日 05:30 ]

今季ヤクルトの主将を務める青木
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 ヤクルトの今季の主将が、野手最年長38歳の青木に決定した。高津監督が、12球団監督会議が行われた東京都内の会場で発表。38歳シーズンでの就任は、球団では08年の宮本慎也に並んだ。

 指揮官は昨年12月に電話で就任を要請。「キャプテンをやってほしい」とストレートに伝えると「僕で良いんですか?」との返答だったという。そこで「おまえじゃなきゃダメなんだ」と熱い言葉で畳みかけ、口説き落としたことを明かし「快く承諾してくれた」と笑顔で振り返った。

 球団として主将を置くのは中村が務めた18年以来、2年ぶり。ポスト復活の理由については「置いた方が現場がうまく回ると思った」と説明。「特別に何かをやってほしいわけではなく、普段通りやってくれたらキャプテンシーを発揮してくれる選手」と全幅の信頼を寄せた。

 青木は昨季、指揮を執った小川淳司前監督(現GM)から「大将」に指名された。16連敗中には悪い流れを変えるため頭を丸めるなど、チームのために体を張った。時には村上ら若手を厳しい口調で指導するなど、リーダーとしての素養は充分。昨年の契約更改の時には「優勝したい。誰よりも打ちたいし、チームに貢献したい」と話しており、その先頭に立つ。(黒野 有仁)

 ≪最高齢の41歳に[阪神]福留ら≫主な高齢の主将として最近では福留(神)がいる。17、18年に40、41歳で務めており、41歳は12年小久保裕紀(ソ)に並ぶ最高齢だった。他には13年に松井稼頭央(楽)が38歳、58年には川上哲治(巨)が38歳で主将を務めた例がある。

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2020年1月23日のニュース