日本ハム スポーツ人材育成のクラウドファンディング第4弾開始、アルペンスキーの早大・中川を支援

[ 2020年1月10日 16:22 ]

 日本ハムは10日、次世代スポーツ人材育成型クラウドファンディング「FIGHTERS CROWDFUNDING~be Ambitious~」の第4弾プロジェクトをスタートすると発表した。

 第1号の女子スキージャンプ渡辺陽選手、第2号のビリヤードプロ平口結貴選手、第3号のスケートボード開心那選手に続く道産子アスリートは、札幌市出身で早稲田大学3年のアルペンスキーヤー、中川慎選手。小学2年生からアルペンスキー競技を始め、札幌第一高進学後に努力が開花し、2度の全国制覇を達成した。その後、早大に進学し、大学2年時にはSAJポイントで日本ランク1位まで上り詰めた。

 目標額は100万円(All―In方式)で、期間は2月25日午後11時59分まで。支援受付はFAAVO北海道のサイト(https://faavo.jp/hokkaido/project/4161)に掲載。

 中川は「アルペンスキーで世界を目指すには、どうしてもお金がかかってしまいます。環境面で劣る日本人が世界を目指すためには、積極的に海外経験を積むしかありません。スキー人口が減るとスキー産業界も縮小しスキー選手の育成にも大きな影響を与えます。クラウドファンディングはそれを少しでも解消するシステムであると思います。どうか皆さんの力を貸してください!応援、支援を宜しくお願いします!」とコメント。稲葉篤紀スポーツコミュニティーオフィサーも「「トップアスリートは『天性の才能を持ち合わせた人だけがなれる』と思われがちですが、中川選手には、努力次第で誰にでもチャンスがあるんだということを証明してほしいと思います。そして、今から支援したアスリートが、もしオリンピックの舞台に立ったら…と考えると、応援する僕たちにも夢が広がり、スポーツの楽しみが何倍にも大きくなるでしょう。彼らに夢を乗せて、僕たちももっとスポーツを楽しみましょう」と支援を呼びかけた。

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2020年1月10日のニュース