松坂 14年前からの変化にも前向き「そうしていくことが自分の生きていく道」 入団会見(1)

[ 2019年12月11日 18:05 ]

笑顔で会見する松坂(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 西武・松坂大輔投手(39)が11日、都内ホテルで入団会見を行った。06年以来14年の古巣復帰。入団会見は30分に及んだ。

 松坂との一問一答は以下の通り。

 松坂「ライオンズに復帰することになりました松坂大輔です。きょうはお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。手短にお願いします」

――14年ぶりの復帰、現在の心境は。
 「とにかく早くライオンズのユニホームを早く来たいなと、今は思っています」

――西武入団の決め手は。
 「もう、すぐに声をかけていただいたのがライオンズだったので、何も迷うことはなかったです」

――現在の西武はどのように映っているか?
 「自分がいたころは投手力を中心とした守りのチームという、機動力というチームだったんですけど、僕がチームを離れてからは強力打線のイメージですかね。はい」

――どんな活躍を?
 「あまり大きなことは言えないですけど、リーグ3連覇、そして惜しいところで届いていないチームの日本一のために少しでも力になれるようにやっていきたいと思います」

――松坂投手自身、14年前と変わったところは。
 「変わったところですか?何でしょう。球も遅くなりましたし、やりたくないと思っていたボールを動かすピッチングをしていますし、いろんなところはありますけど、そうしていくことが今は自分の生きていく道だと思ってやっています。昔のイメージを持っている方もいらっしゃると思いますけど、今の自分ができる形というものを100%出してチームに貢献していきたいと思います」

――改めて松坂選手にとっての西武とは?
 「アメリカから帰ってきてホークス、ドラゴンズ、他のチームも経験しましたけど、やっぱりライオンズに戻ってこれるというのは、うーん、なんて言うんですかね、家に帰ってきた感覚と言いますか、ライオンズに決まったときはやっぱりうれしかったです」

――西武時代に印象に残っている試合、プレーは。
 「初登板の試合と、アメリカに行く前の最後の登板ですかね。周りに残した印象も強かった試合だと思いますし、特にこのボールがとかいうのではないんですけど、ライオンズの時の最初と最後の試合ということで、自分の中では強く印象に残っています」

――西武で2度目の入団会見。ルーキーの時の会見を思い出したりするか。
 「ここに来るまではなかったですね。さっき契約を済ませて、昔の話しをしながら過ごしたときに思い出すことはありましたね。でも正直、あのー、僕としては記者会見を開くのが申し訳ないなと思って、ここにやってきました」

続きを表示

2019年12月11日のニュース