巨人 育成で新外国人2人獲得 2A長身右腕&1Aで打撃センス光る内野手

[ 2019年11月24日 06:15 ]

巨人・原監督
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 巨人が来季の新外国人として、前ブルワーズ傘下2Aビロクシのナッティーノ・ディプラン投手(25)と、前ツインズ傘下1Aセダーラピッズのエスタミー・ウレーニャ内野手(20)の獲得が濃厚となっていることが23日、分かった。ともに育成選手での契約となり、メディカルチェック後に、正式契約を結ぶ。

 ディプランは1メートル90の長身右腕。今季は2Aで21試合に登板し、防御率4.44。26回1/3を投げ、23奪三振を誇った。右打ちのウレーニャは、今季初昇格した1Aでは43試合出場で打率.225だが、昨年のルーキーリーグでは打率.293、一昨年は.306と打撃センスが光る。

 いずれも、育成から支配下登録され、今季8勝をマークしたメルセデスと同じドミニカ共和国出身。大塚淳弘球団副代表編成担当は「完成された外国人ではなくマイナーでくすぶっている選手を探す。広島もそうですが、自前の選手が常勝チームをつくる」と話している。若い両選手にも「第2のメルセデス」として期待がかかる。

 ◆ナッティーノ・ディプラン 1993年12月30日生まれ、ドミニカ共和国出身の25歳。13年からブルワーズ傘下でプレーし、マイナー通算7シーズンで146試合(先発は45試合)に登板し14勝36敗4セーブ、防御率5.83。1メートル90、81キロ。右投げ右打ち。

 ◆エスタミー・ウレーニャ 1999年5月27日生まれ、ドミニカ共和国出身の20歳。17年からツインズ傘下でプレーし、マイナー通算3シーズンで130試合に出場し打率.278、4本塁打、68打点、12盗塁。二塁が本職ながら三塁、遊撃もこなす。1メートル83、79キロ。右投げ右打ち。

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