つば九郎 嶋のヤクルト入りを歓迎「やきゅうのそこぢから~みせてやりましょう」伝説スピーチ引用

[ 2019年11月15日 15:55 ]

ヤクルトのマスコット、つば九郎
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 ヤクルトは15日、楽天を退団した嶋基宏捕手(34)と入団の基本合意に達したと発表した。

 これを受け、人気球団マスコット「つば九郎」は自身のブログを更新し「いらっしゃいませ~しまくん」と入団を歓迎。「やきゅうのそこぢから~みせてやりましょう」と嶋がプロ野球選手会会長を務めていた2011年4月2日に東日本大震災復興支援のために行われた慈善試合で「見せましょう、野球の底力を」と語りかけた伝説のスピーチを引用した。

 「そして、つばくろうのことを、たぶんあんまりしらないとおもいます」とし、「だとすれば~じかんをかけて~つばくろうのそこぢから~じかんをかけて~みせてやりますよ~でへへ」と意気込んだ。

 岐阜県出身の嶋は中京大中京高、国学院大を経て2006年大学生・社会人ドラフト3位で楽天入りし、2013年の初優勝と日本一に正捕手として貢献。楽天ひと筋13年目の今季は57試合出場にとどまり、今季の年俸1億円から野球協約が定める減額制限(1億円以下は25%)を超える大幅減俸を提示され、10月21日に自由契約を球団から了承されたことを表明した。2012年11月には新井貴浩会長(当時阪神)の後を受けてパ・リーグ出身初となる第8代選手会長に就任。17年に退任するまで5年間、尽力した。

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