西武の打撃陣 主要タイトル「総なめ」!史上初5選手で5部門制覇

[ 2019年9月29日 19:12 ]

西武の強力打線、左から中村、森、山川
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 パ・リーグは29日、今季の全日程が終了。リーグ連覇を果たした西武の打撃陣が主要タイトルを「総なめ」。5選手で5部門を制覇するのはプロ野球史上初の快挙となった。

 首位打者は森が打率・329で初受賞。「1年通して捕手として試合に出していただいた中で、首位打者のタイトルが獲れて本当にうれしい。今季はいいところで打つことができたし、内容があったと思う」と喜びのコメントを口にした。

 本塁打王は43本塁打の山川で2年連続2度目の戴冠。「目標にしていたタイトルなので素直にうれしい」。その一方で「僕としては50本塁打を打つと開幕前から言っていた。正直悔しい気持ちもあります」と明かした。

 打点王は123打点を挙げた中村で、4年ぶり4度目の受賞。「シーズンを通して僕の前を打つ選手たちが塁に出てチャンスを作ってくれた。“その走者を還す”と意識して打席に入った結果だと思う。一番うれしいのは、その積み重ねで優勝できたこと」と喜んだ。

 秋山は179安打を放って3年連続4度目の最多安打。「今年もこのタイトルを獲れたことはうれしさもあり、ホッとしたところもある。一番多く打席に立つ機会を与えてくれたチームの皆さんに感謝します」

 金子侑は41盗塁で3年ぶり2度目の盗塁王に輝き「今年は盗塁王を目標にシーズンに臨んだ。達成できて良かったし、自分の持ち味である“足”で一番が獲れたことが本当にうれしい」と話した。

【パ・リーグ個人タイトル一覧】

▽首位打者   森  友哉(西).329
▽最多安打   秋山 翔吾(西)179
▽最多本塁打  山川 穂高(西) 43
▽最多打点   中村 剛也(西)123
▽最多盗塁   金子 侑司(西) 41
▽最高出塁率  近藤 健介(日).422
▽最多勝利   有原 航平(日) 15
▽最優秀防御率 山本 由伸(オ)1.95
▽最多奪三振  千賀 滉大(ソ)227
▽勝率第1位  山岡 泰輔(オ).765
▽最多セーブ  松井 裕樹(楽) 38
▽最優秀中継ぎ 宮西 尚生(日) 44

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2019年9月29日のニュース