巨人・原監督、M7も慎重「まだマジックっていう感じの感想は出ない」V使者・丸は絶賛「素晴らしい」

[ 2019年9月12日 22:50 ]

セ・リーグ   巨人8―5DeNA ( 2019年9月12日    横浜 )

<D・巨>先発・高橋の頬をなでる原監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人が丸&岡本の今季6度目となるアベック弾などでDeNAに8―5で勝利。10日に「9」が再点灯した優勝マジックを初めて減らして一気に「7」とした。最短Vは16日。

 2位・DeNAとの直接対決3連戦を2勝1敗と勝ち越し、再び5ゲーム差に引き離した原監督は「厳しい戦いではありましたですけどね。2勝したっていうのは非常に大きいですね」と満足げ。

 マジックが2つ減って「7」となったことについては「もうひと声かからないとまだマジックっていう感じの感想は出ないですね」と一笑に付したが、丸の2発5打点の活躍には「見事でしたね」と感服した。

 「やや調子が下降気味のところで、バッティングも修正を本人がしててね。それをゲームでも開かない、要するにバットのヘッドを生かすっていうね。色々横向きとかツイストとかって、そういうスイング言われますけど、それはやっぱり実戦でここのところやり切っているっていうのがね。素晴らしいと思いますね」と広島の球団初3連覇に貢献した2年連続セ・リーグMVP男への賛辞が止まらなかった。

 前日3本塁打されたソトにはこの日も2回の第1打席で本塁打を浴びたが、3回には1死一、三塁のピンチでそのソトを遊ゴロ併殺打に。「あそこが一番…厳しいところでしょうね。よくあそこを抑えてくれましたね」と振り返った指揮官。6、7回の2イニングを6人でピシャリと抑えた3番手・田口についても「田口の2イニングというのは完ぺきに抑えたわけですから非常に価値のあるリリーフだったですね」と喜んだ。

 7連戦の最初のカードを勝ち越した原ジャイアンツ。13日からは東京ドームに戻って広島と2連戦、阪神と2連戦が続く。「7連戦という中での戦いですから。あした本拠地、東京ドームに戻ってもうひと踏ん張り、ね。したいと思います」。指揮官のいう“もうひと声”。歓喜の瞬間へカウントダウンは続く。

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2019年9月12日のニュース