オリックス・メネセスから禁止薬物検出 1年間の出場停止処分

[ 2019年6月27日 13:23 ]

オリックスのメネセス
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 日本野球機構(NPB)は27日、オリックスに所属するジョーイ・メネセス内野手(27)から禁止薬物が検出されたとして、同日から1年間の出場停止処分を科すと発表した。

 NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会の発表によると、メネセスは今年4月9日のロッテ戦(ZOZOマリン)でドーピング検査の対象選手となり、尿検体が採取された。5月17日、検体からWADA禁止表国際基準の禁止物質「S1・蛋白同化薬」で指定されているスタノゾールの代謝物が検出された。

 5月29日にメネセス本人の希望により、別の検体を分析したが同じ物質が検出された。今月12日、メネセスに弁明の機会が設けられたが、同委員会が制裁内容を決定した。

 昨年の楽天・アマダーに続く外国人選手のアンチ・ドーピング規定違反者選手の発覚に対し、NPBの井原敦事務局長は「契約時の注意喚起は必要になる」と話した。

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2019年6月27日のニュース