明治神宮大会覇者の札幌大谷が甲子園1勝 北本が先頭打者弾&背番号17の太田が1失点完投

[ 2019年3月24日 16:37 ]

<札幌大谷・米子東>札幌大谷先発の太田(撮影・北條 貴史) 
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 第91回選抜高校野球大会第2日は24日、甲子園球場で行われ、第3試合は創部10年目ながら昨秋明治神宮大会覇者で春夏を通じて初出場の札幌大谷(北海道)が、23年ぶり出場の米子東(鳥取)を4―1で下し、2回戦に駒を進めた。

 先手も札幌大谷。初回、先頭打者の北本が大会2号となるソロ本塁打を左翼席に放った。1-1で迎えた3回には中川の四球を足場に1死一、三塁とし、飯田の三ゴロの間に勝ち越し。さらに石鳥の中越え適時三塁打、西原の右前適時打でこの回3点を加えた。

 投げては背番号17ながら今大会最少の被安打率を誇る太田が126球を投げ4安打1失点で完投勝利。6回に2四球1死球で満塁とするなど、中盤から四死球で再三走者を出したが、安打は4回以降1本も許さず。要所を締め追加点を与えなかった。

 米子東は3回、諸遊の内野安打を足場に山内の右前打が失策を誘い1死三塁とし、森下の遊ゴロ間に追いついた。だが、その後は太田を崩せず。先発の森下は8回142球を投げ8安打4失点。4回以降は追加点を与えなかったが3回の失点が大きかった。16人でセンバツに臨んだが、23年ぶり1勝はならなず。鳥取県勢として春夏合わせて100敗目を喫した。

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