ヤクルト青木“子分”たちと共同生活 後輩4人と自宅で野球漬け

[ 2019年1月14日 05:30 ]

青木とともに自主トレに励む(左から)西浦、上田、宮本、村上(撮影・笹田幸嗣通信員)
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 これぞ、大将の心意気だ。ヤクルトの青木が12日(日本時間13日)、後輩の上田、西浦、宮本、村上とともにロサンゼルス近郊で行っている自主トレを公開した。雨のため室内での練習となったが、自ら打撃投手を務めるなど精力的。バットでも快音を響かせ「体力は全然負けていない。俺が一番動けている」と胸を張った。

 チームの野手最年長の37歳。昨年11月、小川監督から「青木は大将」と、今季は主将を置かない中でのリーダー役に指名された。青木も「伝える立場だとは十分に分かっている」と自覚。ロサンゼルスの自宅で4人とともに共同生活を送り「常に一緒にいる。プライベートから野球のことから、いろんなことを話せる」と惜しみなくアドバイスしている。

 過去にも青木と自主トレに励んできた上田も、同じ屋根の下で生活するのは初めて。しかし、炊事や洗濯などで上下関係はなく「むしろ、青木さんが率先してやる」といい「僕たちのことも考えてくれながらアドバイスをくれる」と感謝する。

 7年ぶりに日本球界に復帰した昨季、リーグ4位の打率・327をマークした青木。今季は9年ぶり4度目の首位打者も視野に入る。「とにかく優勝すること。その中でタイトルとか、いろんなものが獲れたら」。チームを高みに導くため、フル回転する。

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2019年1月14日のニュース