オリ増井、40歳まで現役 衰え見せない34歳「まずは150セーブ」

[ 2019年1月14日 05:30 ]

自分でデザインした帽子をかぶり室内練習場でネットピッチする増井 (撮影・奥 調)
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 オリックス・増井浩俊投手(34)が大阪・舞洲の球団施設で自主トレを公開し、3つの誓いを立てた。

 <1>40歳まで現役

 「衰えは感じていない。オリックスに来て、周りから“34歳の動きには見えない”と言ってもらい、40歳までと思うようになった」

 シーズンオフでも変わらない引き締まった肉体が、決意のほどを物語る。日本ハムからFA移籍した昨季は63試合で2勝5敗、35セーブ、防御率2・49。「ブルペンを、まとめたい」。金子、西が流出。求められる投手陣の柱としての役割も担う構えだ。

 <2>初セーブ王&通算250セーブで名球会入り

 「今年こそセーブ王を取れるように。40セーブあれば、いけるかなと。まずは150が目前なので、それと通算500試合登板もクリアして、またその先を目指したい」

 節目まであと35試合、あと5セーブ。その延長線上に守護神としての栄誉が見えてくる。40歳まで年間20セーブ換算で名球会入りとなる大台に手が届く。

 <3>異例の“二刀流”、守護神&デザイナー

 「去年、自分でデザインしました。(アドバイザリー契約を結ぶ)ZETTさんには、売り出してくださいと言っているんですけどね」。着用するトレーニングウェアと帽子のロゴは自らデザインしたもので、イニシャルの「M・H」を組み合わせた。商品化も検討しており、将来的にデザイナーの顔も併せ持つことになりそうだ。

 自主トレでは、捕手を立たせて約30メートルの距離で強めに投球。「キャンプ初日くらいにはブルペンに入ります」。23年ぶりのリーグ優勝へ、頼れる守護神がいる。(湯澤 涼)

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2019年1月14日のニュース