【22日の主な契約更改】巨人・陽岱鋼 現状維持3億円「来年に向けていい気持ち」

[ 2018年11月22日 20:00 ]

現状維持の3億円でサインした陽岱鋼(撮影・森沢裕)
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 プロ野球のオリックス、ロッテ、巨人、阪神で22日、契約更改交渉が行われた。

 ロッテの岡大海外野手(27)は300万円増の年俸2300万円で契約した。7月に日本ハムからトレード移籍し、51試合、打率・204、3本塁打、13打点、7盗塁。スタメン出場は40試合だった。「あっという間に終わったシーズンでした。ロッテでは1軍に帯同し、スタメン出場もあった。内容としてはあったと思います」。10月には結婚を発表し、責任も増えた。「もう一人ではないので、責任を持ってやっていきたい。今まで取れていないレギュラーを来年こそはと思う」と勝負のプロ5年目へ挑む。

 巨人の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手(31)が現状維持の年俸3億円でサインした。16年オフに日本ハムからFAで移籍し、5年契約を結んでいる。2年目の今季は、死球による左手甲の骨折などで87試合出場に止まり、打率・245、10本塁打、37打点と期待に応えることはできなかった。「(球団から)いろいろな言葉を頂いて、来年に向けて、いい気持ち、いい体で練習ができると思う。いいシーズンにして球団に恩返しをしたい。自分の中の目標をクリアしたい」と巻き返しを誓った。

 阪神・望月惇志投手(21)が300万円アップの年俸800万円でサインした(金額は推定)。高卒3年目の今季は、中継ぎとしてシーズン終盤に1軍に定着し、37試合に登板して防御率4・30をマーク。会見で「すごく評価していただいた」と笑顔を浮かべた年俸の増額分は、身体のケアなどに充てることも明かした。来季は、先発転向する可能性が高く「先発、中継ぎ、どちらをするにせよ、チームの勝利に貢献できるように」とフル回転を宣言した。

<22日の主な契約更改>

【オリックス】
塚原頌平投手800万円(−1450万円)
青山大紀投手800万円(−50万円)
斎藤綱記投手600万円(+100万円)
岡崎大輔内野手610万円(±0)
【ロッテ】
土肥星也投手1180万円(+160万円)
関谷亮太投手1650万円(−400万円)
伊志嶺翔大1690万円(−150万円)
江村直也捕手1200万円(+280万円)
吉田裕太捕手1300万円(−280万円)
岡大海外野手 2300万円(+300万円)
【巨人】
陽岱鋼外野手3億円(±0)
【阪神)
望月惇志投手1100万円(+600万円)
才木浩人投手1500万円(+900万円)
青柳晃洋投手1200万円(−100万円)
石崎剛投手1440万円(−360万円)

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