西武ドラ2浦学・渡辺 寿司店で入団交渉、同じ右腕の輝星に対抗心

[ 2018年11月22日 05:30 ]

吉田輝星の親類で「割烹・浜寿司」の太田義美さんの指導で出来上がった大トロをカウンターに置く渡辺(撮影・大塚 徹)
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 西武からドラフト2位指名された浦和学院・渡辺が埼玉県さいたま市の「割烹 浜寿司」で入団交渉に臨み、契約金7000万円、年俸650万円で合意した。「同じ右の本格派なので負けたくない」と日本ハムのドラフト1位・吉田(金足農)の名前を挙げ、対抗心を燃やした。

 過去に浦和学院からプロ入りした選手も交渉に使ったことがあるという浜寿司の大将・太田義美さん(77)は秋田出身で吉田の遠縁にあたるという。不思議な巡り合わせに「同世代の投手といえば吉田。直球の質が凄いので超していきたい」と闘志を燃やした。

 この日は寿司握り体験も行い、自ら握った大トロを口に運び「初めて食べたけど溶けました」。1メートル90の大型右腕は「2桁勝利してチームを優勝に導ける投手になりたい」と夢を描いた。(町田 利衣)

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