大阪桐蔭・西谷監督 表彰式前に円陣でゲキ「夏が始まる」

[ 2018年6月3日 18:39 ]

春季近畿大会決勝   大阪桐蔭3―1智弁和歌山 ( 2018年6月3日    明石トーカロ )

試合後、すぐに円陣でゲキを飛ばす大阪桐蔭の西谷浩一監督(中央) 
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 近畿大会決勝があり、大阪桐蔭が智弁和歌山を破り、2年連続5度目の優勝を飾った。史上3校目の連覇を達成した今春の選抜大会から公式戦は破竹の15連勝で、春の近畿の頂点に立った。

 今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(3年)は「5番・投手」で先発。4回に右前へ決勝打を放つなど3安打2打点と活躍した。今春の選抜決勝でも2失点で完投した背番号6は初回に3本の単打を浴びて先制を許したが、2回以降は尻上がりに調子を上げた。9回を被安打11の8奪三振、1失点で完投。選抜決勝の再現となった今回も智弁和歌山を返り討ちにした。

 表彰式が始まる直前、西谷浩一監督は円陣で早くもゲキを飛ばした。「夏が始まる。しっかりやっていこう」――。節目の100回大会を迎える今夏。慢心はひとかけらもない。

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2018年6月3日のニュース