アジャ井上 存在カ〜ン6号 5戦ぶり先発、ロッテ連敗脱出

[ 2018年6月3日 05:30 ]

交流戦   ロッテ7―3広島 ( 2018年6月2日    ZOZOマリン )

<ロ・広>4回無死、井上(右)はソロホームランを放ち、井口監督からチョコレートをもらう(撮影・森沢裕)
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 1―0の4回。ロッテ・井上が、高橋昂の140キロ直球を右中間席に放り込んだ。「久しぶり。感触はよかった」。5月19日のソフトバンク戦以来の6号ソロ。この回3得点へつなげた。

 「7番・一塁」で5試合ぶりの先発出場。開幕から座った4番は5月11日の西武戦から角中に明け渡した。金森打撃コーチの指導でボディーターン打法を習得したが「回転を意識し過ぎて、ベースの上を強く振れてなかった」。この日はインパクトを意識し、右方向へのアーチ。井口監督は「まだまだこんなものじゃないと僕は思っている」と4番奪回も期待した。

 試合前の円陣で鳥越ヘッドコーチからどら焼きを手渡され「ドラえもん!」と声をかけられた。114キロの巨漢の4次元ポケットから出たのは、チームの連敗を3で止めるど派手な一発だった。(君島 圭介)

 ▼ロッテ・ボルシンガー(8回途中3失点で6勝目)ボールをしっかり低め、コースに集めた。

 ▼ロッテ・角中(7回の右越え2号2ラン含む3安打3打点)必死に食らいついた結果。ちょっとずつ(状態は)上がっている。

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2018年6月3日のニュース