栗山監督 大谷を完全サポートへ 来春C紅白戦でWBC球使用示唆

[ 2016年12月10日 05:30 ]

札幌市内で報道陣に対応する日本ハム・栗山監督
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 日本ハムの栗山監督がWBCに二刀流で出場することが濃厚な大谷を「完全サポート」する。

 札幌市内で取材に応じ、来年2月1日から10日まで行われるアリゾナキャンプ期間中の紅白戦について「(大谷が登板する)可能性はあるし、(WBC公式球を)使う可能性もある」と明言した。

 2年目を迎えるアリゾナキャンプは16日間だった今年より短縮され、その間に紅白戦を何試合か組む予定。今年は2月10日が最初の実戦登板だった大谷も3月のWBCを見据えてハイペース調整が必要となり、キャンプ前半の紅白戦で登板する可能性もある。国際大会は球への対応が成功の鍵でもあるだけに、指揮官は大谷に滑りやすいとされるWBC公式球の使用を認める方針だ。

 千葉・鎌ケ谷の2軍施設で取材に応じた大谷は「まだ先の話。やれることをやっていきたいです」と表情を引き締めた。 (山田 忠範)

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2016年12月10日のニュース