【東東京】都城東・関根 最速145キロ 5球団スカウト視察

[ 2016年7月18日 05:30 ]

<都城東・安田学園>試合後、ナインと喜び合う都城東・関根

第98回全国高校野球選手権東東京大会4回戦 都城東5―1安田学園

(7月17日 神宮)
 プロ注目の都城東の最速145キロ右腕・関根が今大会初登板した。安田学園との4回戦に1―1の8回1死から救援。1回2/3を1安打無失点に抑えて勝利に貢献した。「調子は3、4割くらい」と振り返ったが、5球団のスカウトの前で最速144キロを計測した。

 13日に胃腸炎になり、初戦となった15日の日大一戦は自宅静養。高野主将からLINEで「勝つから試合に来るな、安静にしてろよ」と励まされた。39度の高熱により87キロあった体重は2キロ減ったが、16日に練習復帰。池上茂監督は「関根を登板させずに負けたら後悔する」と起用を決断した。関根は打っても8回に中前適時打を放ち、投打で奮闘した。DeNAの武居邦生スカウトは「病み上がりにしてはストレートが良かった」と評価。01年以来15年ぶりの甲子園へ、エースが復活へのノロシを上げた。 (畑 大地)

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2016年7月18日のニュース