メッセ チーム再浮上へ快投誓う「最下位は自分たちの位置ではない」

[ 2016年7月5日 08:37 ]

カメラに向かってガッツポーズを見せるメッセンジャー

 5日の巨人戦(東京ドーム)に先発する阪神のメッセンジャーがチーム再浮上へ快投を誓った。

 「(自分が)コントロールできるのは、マウンドで自分の投球をするだけ。きっちりできれば、チームに勝つチャンスを与えられる。最下位は自分たちの位置ではない。チームとして良い形に戻れれば、順位は上がっていくと思うね」

 3日の中日戦に敗れ、単独最下位に沈んだチーム状況に厳しい表情を浮かべながらも、大黒柱は現状打破へ闘志をたぎらせた。猛虎を勢いづかせるには格好の相手とも言える宿敵・巨人との伝統の一戦。先陣を託されたことを意気に感じないわけがない。前回6月28日のDeNA戦(甲子園)も7回3失点の力投でチームの連敗を3でストップさせた。

 4日は、神宮外苑で行われた指名練習に参加。前日の中日戦で3回6失点KOされた岩貞と約10分間、話し込んで助言を送った。「自分も日本で6年プレーしてきて良い経験をできている。持っているものは伝えていきたい」。エースたるゆえんを敵地のマウンドで見せる。

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2016年7月5日のニュース