メッツ、ベテラン右腕から学べ!投手陣が“バートロ・ドリル”に励む

[ 2016年2月26日 14:15 ]

メッツのバートロ・コローン投手 (AP)

 メッツのキャンプ地、フロリダ州ポートセントルーシーで25日、投手陣が一風変わった練習を行った。

 練習は一塁線に転がった打球を処理して一塁へ送球するというもの。初歩的なドリルだが、送球がなかなか安定しない。それもそのはずで、打球を処理した投手は背中越しにボールを一塁へトスしていたのだ。走りながらボールをコントロールしなければならならず、その難易度は高い。ゆえに、ベース上へストライク送球となるたびに、グラウンドは妙な盛り上がりを見せていた。

 これと同じプレーは昨季のメッツの試合でも見られ、バートロ・コローン投手(42)が華麗なトスで打者走者をアウトにしていた。おそらく即席のプレーだったと思われるが、コーチはこのベテラン右腕が披露した技を他の投手にも習得してほしいと考えた模様。今季の試合で“バートロ・ドリル”の成果が出るかに注目したい。

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2016年2月26日のニュース