危険プレーには退場宣告も 衝突回避新ルールで運用指針

[ 2016年1月21日 18:53 ]

 今季から本塁での危険な衝突を防ぐルールが導入されることに関し、日本野球機構(NPB)の井野修審判技術委員長は21日、極めて危険なプレーには退場を宣告するなどの運用指針を示した。

 新たなルールでは走者が落球を狙って捕手に接触することや、捕手がボールを持たずに走路をふさぐことが禁じられ、各競技団体の規定に応じて適用されることになっている。プロ野球では「送球がそれた場合にやむを得ず捕手が走路内に入ることは許されるが、激しい接触を避ける努力をする」などの規則が定められ、審判員が判定に必要と認めればリプレー映像による検証も行われる。

 NPBは同日までに各球団に対する説明会を開き、新ルールの運用について周知した。

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2016年1月21日のニュース