イ軍3A村田 ルール5ドラフト40人枠登録されず 日本球界復帰も

[ 2015年11月22日 05:30 ]

6月、オリオールズ戦で先発した村田

 大リーグは20日(日本時間21日)、ルール5ドラフト資格選手をプロテクトするための40人枠登録期限を迎え、インディアンス傘下3Aの村田は登録されなかった。他29球団は12月10日(同11日)の同ドラフトで指名、獲得することができる。

 米5年目の今季は3Aで15勝4敗、防御率2・90で最多勝に輝き、6月にメジャー初昇格も果たした。ただマイク・シャーノフGMは「3Aで投げ、必要な時に昇格して穴を埋めてくれた。来季も同じ役割を期待する」と説明し、メジャーの構想には入っていない。村田は来オフには米6年目を終えマイナーFAとなる。球団側は保有権が残りトレードマネーが生じる今オフのうちに、日本球団などから話があれば応じる構え。阪神など複数球団が獲得調査を進めており、日本球界復帰の可能性も残されている。

 ▽ルール5ドラフト マイナーに埋もれた人材を再発掘する制度で、名称は「MLB規約第5条」で規定されることから付けられた。毎年ウインターミーティング最終日に行う。メジャー40人枠から外れ、入団時に19歳以上だった選手は4年以上、18歳以下では5年以上が経過したマイナー選手が対象。3Aの選手を獲得した場合は、所属球団に補償金5万ドル(約615万円)を支払い、1シーズンの間ベンチ入り25人枠に入れる義務が生じる。

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2015年11月22日のニュース