アーチ競演!中日 福田場外弾&ドラ4石川プロ1号

[ 2015年3月3日 05:30 ]

<中・ロ>初回2死一塁、福田は左中間に先制2ランを放つ

オープン戦 中日3-5ロッテ

(3月2日 小牧)
 レギュラー奪取へ挑戦状だ。中日の福田と、ドラフト4位・石川(JX―ENEOS)が、豪快なアーチ競演でパンチ力を見せつけた。

 目の覚めるような一発を披露した。「4番・一塁」で先発した福田が、初回2死一塁から左中間席の場外へ推定130メートルの一発を放った。甘く入った直球を見逃さず、「真っすぐだけを待っていた。完ぺきでした」と自画自賛した。

 新戦力の石川も「6番・二塁」でオープン戦初スタメンで、“初本塁打”と結果を出した。2―5の9回、先頭で初球を振り抜き、左翼席へ運んだ。「積極的にいこうと思った」。6回にも左前打でマルチを記録。「結果的にホームランになったが、1試合2本のヒットは初めて。その方が次につながる」と手応えを口にした。

 石川は1日、長嶋チーフ打撃外野守備走塁コーチと波留打撃外野守備走塁コーチから「右手が強すぎる」と助言され、「左手をしっかり、両手をしっかり使う」ことを意識して効果が出た。一塁は森野とルナ、二塁には荒木が控えるが、2人の若い力がその存在を脅かしていく。

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