大谷、石井氏に打ち明けていた…「スライダー得意じゃない」

[ 2015年1月31日 11:40 ]

ブルペンで握りを変えたスライダーを試す大谷

 日本ハム・大谷は元日付の紙面でスポニチ本紙評論家の石井一久氏と対談した際に「僕、あんまりスライダーが得意じゃないんです」と打ち明けていた。

 「持ち球を得意の順番で教えて?」との問いにも、(1)直球(2)速いカーブ(3)フォーク(4)スライダー(5)チェンジアップ――の順番で答えた。大谷によると、手首をロック(固定)して投げる球種が多く、手首を曲げたり、ひねったりする球種はないという。

 現役時代にスライダーを武器とした石井氏は「左打者の膝元にもっとスライダーを投げられるようになると、より打者には脅威になる」と指摘。大谷は軌道についても「縦とか横とか意識してなく、バラバラで勝手に曲がってしまう感じ」と話し、石井氏の握りにも関心を示していた。

 現在は横へのスライダーだが、「縦スラを覚えたら楽になるよ」とアドバイスを受けるなど、まだまだ進化の余地がある球種といえる。

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