ミスターと教え子が語り合う“地獄の伊東キャンプ”36年目の真実

[ 2015年1月31日 05:30 ]

集合写真に納まる伊東会の面々。前列左から河埜氏、長嶋氏、淡口氏。後列左から中畑氏、定岡氏、篠塚氏、松本氏、角氏

 あの伝説のキャンプが、再びお茶の間に蘇る。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督が、1979年の地獄の伊東キャンプの真実を当時の教え子たちと語り合う企画が、1月31日のTBS系列「バース・デイ」(午後5時~5時30分、関東ローカル)で放送される。

 番組ではDeNA・中畑清監督のほか、篠塚和典氏、河埜和正氏、松本匡史氏、淡口憲治氏、角盈男氏、ケガのため参加できなかった定岡正二氏と当時の所属選手が集結。都内のホテルで長嶋氏を囲み、35年前の思い出や裏側を語り尽くした。

 時は監督就任5年目のシーズンオフ。前年はリーグ2位、その年は5位とチーム成績は下降線をたどっていた。世代交代を迫られた過渡期のチームを前に、18人の若手を選抜した長嶋監督はこう語った。

 「この秋季キャンプは、技術を磨くのではなく、心を磨くキャンプだと肝に銘じてほしい。どんんあ艱難辛苦にも耐えて、生き抜く心身をつくるんだ」

 続く80年、巨人は3位に終わり長嶋氏は監督を退任。しかし、その翌81年に伊東キャンプメンバーが中心となり、V9以来遠ざかっていた8年ぶりの日本一を手にした。

 高橋由伸がコーチ兼任となり、阿部慎之助が捕手から一塁へコンバートされた今の巨人も、新たな世代交代の時を迎えようとしている。宮崎キャンプ開始の前夜、当時のレジェンドたちが「地獄」の真実をさらけ出す。

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