ソフトB今季は「熱男(アツオ)」 イメージは高校球児

[ 2015年1月17日 05:30 ]

2015年スローガン「熱男」を発表する工藤監督

 「ダメ男」でも「ナル男」でも、もちろん「ギャル男」でもない。ソフトバンクは、今季のスローガンが「熱男(アツオ)」に決まったと発表した。ヤフオクドームで会見した工藤新監督は「燃えて戦う男の方が見ているファンにも伝わるものがある。今のホークスにぴったり」と、込めた思いを説明した。

 連続日本一を狙う指揮官が自ら意見を出し20以上の候補から2度の選考を経て決めたもので、「選手と一緒になって熱く盛り上がりたい。時にはベンチでガッツポーズをしたり、吠えたりするかもしれない」と元プロテニス選手の松岡修造ばりの熱血漢宣言。「熱男」に決めたのは評論家時代の甲子園取材がきっかけで、「甲子園は負けたら終わり。一球を大事にする姿は僕が見ても感じたものがある。みんな高校時代を思い出せば、熱くなる」と力を込めた。「現状で優勝できるほど甘くはない。(選手には)自分を磨き続けてほしい。“一生懸命”に調子のいい、悪いはない」と、その言葉はどこまでも熱っぽい。

 その後に福岡県庁で開かれた歓迎セレモニーでは、自らスローガンを発表し「心を熱く燃やして連覇する」と宣言した。

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2015年1月17日のニュース