オリ・ドラ3佐野 夢膨らむバルーンアート…繊細さアピール

[ 2015年1月11日 05:30 ]

入寮し特技のバルーンアートを披露するドラフト3位・佐野皓大

 先に入寮したドラフト1位の山崎を除くオリックスの新人8選手が10日、神戸市の合宿所「青濤館」に入寮した。3位の佐野皓大投手(18=大分)は、最速152キロを誇る剛球投手とは思えない繊細な特技を披露した。

 それは細長い風船を自在に操る「バルーン・アート」。高校2年時の文化祭で、教室を装飾するために動画サイト「You Tube」を見て、独学でマスターという。この日も早速、報道陣の目の前で手際よく犬のトイ・プードルやキリンを作り、腕前を証明した。

 自慢の真っすぐを生かす上において、自らの課題を「変化球のコントロール」と話す。課題克服へバルーン・アートで育んだ器用な指先は、大きな武器となるはずだ。目標とするオリックスの先輩、金子の著書「完全監修金子千尋の変化球バイブル」も持参。繊細な指と最高の教科書で、進化を遂げる。

続きを表示

この記事のフォト

2015年1月11日のニュース