岡本、新人研修会で赤点「倣う」「漏洩」など漢字読めず猛省

[ 2015年1月11日 05:30 ]

講習会を受ける岡本(左)、川相ら巨人新人選手たち

 巨人の将来の4番候補が初カミナリを落とされた。川崎市のジャイアンツ寮で新人研修会がスタート。ドラフト1位・岡本(智弁学園)ら数選手は7日に配布された資料の漢字が読めず、大森剛育成部ディレクターから「準備がなってない。野球にもつながる」と一喝された。

 「巨人軍選手として」という題目で、プロ野球選手や社会人としてのあり方を同ディレクターが講義。岡本は、資料の音読で「倣(なら)う」「漏洩(ろうえい)」といった漢字が読めず、言葉に詰まった。中には、巨人軍を創設した故正力(しょうりき)松太郎氏の名前を「せいりき…」と読み間違える新人もおり、同ディレクターは「それぐらいは覚えておけっ」とあきれ顔。岡本は「準備の大切さを痛感した。そういうところをしっかりやっていかないと」と猛省した。

 もっとも新人合同自主トレでは、ティー打撃で鋭いスイングを披露。初視察した岡崎2軍監督は「素晴らしい素材。直すところがないぐらい良い打ち方。バットの使い方が坂本勇人に似ている」と絶賛し、岡本は「坂本さんはスーパースターなので似ていると言われてうれしい」と相好を崩した。

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