後藤 登録名「ゴメス」に?ベイ党に浸透、球団に申し入れへ

[ 2014年12月10日 05:30 ]

来季の登録名を「ゴメス」に変更にすることを検討中のDeNA・後藤

 DeNA・後藤が12日に予定される契約更改交渉の席上で、球団側に自身の愛称である「ゴメス」に登録名の変更を申し入れることを検討している。「本名と違うからどうなるか分からない」と前置きした上で、「周りにも“登録名をゴメスにしたら?”とよく言われる。自分も愛着があるし、球団に話してみます」。

 ニックネームの誕生は西武から移籍直後の12年2月。会食の待ち合わせに遅れた松本が後藤に「ごめんっス」と早大式のおわびをしたところ、聞き間違えた石川が「先輩にゴメスはないだろ。いや、ゴメスっていいな」となり、翌日から広まった。他球団の選手にも呼ばれ、ファンの間でも定着。最初は戸惑った後藤も、今ではお立ち台で「ゴメスです!」と宣言するほど気に入っている。

 本名と違う登録名はオリックス・佐藤和弘がパンチパーマの髪形から、仰木彬監督の発案で94年に「パンチ」を使用。風貌が北京原人に似ていると呼び名が「ゲンちゃん」だった巨人・河野博文は97年に愛称への変更を試みたが、連盟が「ちゃん」づけに難色を示して却下された。

 ゴメスの登録名は実現するか――。 

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2014年12月10日のニュース