古沢 本田になる!夢も発言もデッカく「自分に重圧かける」

[ 2014年11月24日 05:30 ]

北九州市内のホテルでソフトバンクと契約合意し、恩師である九州国際大付・若生前監督(右)と握手する古沢

 球界の“本田”になる!ソフトバンクからドラフト3位指名された九州国際大付・古沢勝吾内野手(18)が23日、北九州市内のホテルで契約金5000万円、年俸600万円で契約合意。サッカーセリエA・ミランの日本代表MF本田圭佑(28)のような「有言実行」型男になると誓った。

 「本田選手のインタビューは最高。FKはボールを奪い合って決める。言うことデカイし、自分も“ほんまにできるの?”ということを言って、自分に重圧をかけたい」

 本田の「大人になったら世界一のサッカー選手になる。セリエAに入団します。10番で活躍します」という小学校時代の夢は現実になった。古沢も軟式野球をしていた小学生の頃から、周囲に笑われようが「プロ一本」だと言い続けて、その門をこじ開けた。この日は「井口さん(ロッテ)のようなプレーヤーになる。やるからには上を見る。日本を代表するプレーヤーになりたいし、メジャーとかも考えています」と高い目標を口にし、自分を奮い立たせた。

 高校通算27本塁打、50メートルは6秒0と強打俊足のの内野手。ダルビッシュ(レンジャーズ)らプロに教え子を18人送り込んだ野球部の若生正広顧問(監督は今夏に勇退)は「甲子園で三振して帰ってきたので怒ったら“ボールと思います”と言ってきた。VTRを見たら確かに外れているようにみえた。(選球の)眼はある。プロのスピードになれれば、2、3年で出てこられる」と素材の確かさを強調した。

 「僕の中にも“リトル勝吾”いますかね」と笑いながら話す18歳。自らの口で発する言葉を道しるべに、プロの世界を突き進む。

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2014年11月24日のニュース