野村「マエケンさんと争う気持ちで」初の開幕投手へ意欲

[ 2014年1月13日 05:30 ]

知人の中学生と坂道ダッシュする広島・野村(手前)

 広島・野村祐輔投手(24)が12日、母校の明大で取り組む自主トレーニングを公開した。1年目に新人王、2年目には自己最多の12勝…と順調に階段を上る右腕は「ひと回り自分を成長させるために」と、今季の開幕投手に意欲を示した。

 前田健がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した昨春こそバリントンが務めたが、10~12年までの3年間は絶対的エースが君臨し、今春3月28日の開幕・中日戦(ナゴヤドーム)先発も確実視される。野村はそれを承知で声を大にする。「(開幕投手は)ボクだけじゃなく、誰もが目指すところ。マエケンさんについて行く…じゃなく、争う気持ちでやりたい」

 堂々の名乗り。意気込みは行動でも示すつもりだ。「1月中にブルペンに入り、2月1日には投げられる状態に」と描く青写真。1年目の初ブルペンは2月7日、2年目が同5日だったことを思えば異例の早さ。「この練習をやれば自然にそうなる感じ」とし、状態のよさをアピールした。

続きを表示

2014年1月13日のニュース