敗戦5監督 田中をほめ称える…秋山監督「田中はすごかった」

[ 2013年9月26日 22:02 ]

 プロ野球パ・リーグは26日、優勝へのマジックナンバーを「2」としていた楽天が西武に4―3で勝ち、2位ロッテが5―6で日本ハムに敗れたため、楽天の球団創設9年目での初優勝が決まった。敗れた5球団の監督たちは口をそろえて、エース・田中をほめ称えた。

 ▽ロッテ・伊東監督 絶対的な、負けないエースを持っている。安心感があるよね。投打のバランスが取れていて素晴らしかった。切れ目のない打線だったし、昔の楽天のイメージとは程遠い。投手陣も安定していた。

 ▽ソフトバンク・秋山監督 田中はすごかった。気持ちの部分の強さが違った。新しい選手、銀次とか若い連中、若い投手も出てきた。それがうまいことかみあったんじゃないか。

 ▽西武・渡辺監督 楽天はバランスがいい。なんと言ってもマー君(田中)。負けない投手がいるのは大きい。連敗しない。打者も各自がやるべきことを分かっている。

 ▽オリックス・森脇監督 田中、ジョーンズ、マギーは言うまでもなく、試合を運ぶ駒がそろった。小型の左打者が状況に応じた打撃を徹底し、確率が上がっていった。

 ▽日本ハム・栗山監督 楽天との勝負はいい戦いができなかった。田中に(カードの)頭を取られると、一気に流れがいってしまう。こっちも自分たちのことができなかった。

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2013年9月26日のニュース