インディアンス42歳ジアンビ代打逆転サヨナラ弾

[ 2013年9月26日 06:00 ]

ア・リーグ インディアンス5―4ホワイトソックス

(9月24日 クリーブランド)
 42歳の現役最年長野手、インディアンスのジアンビが、大仕事をやってのけた。ホワイトソックス戦の1点を追う9回に代打逆転サヨナラ2ラン。一回りも年下の同僚たちから、遠慮なく頭を叩かれたベテランは「これ以上の結末はない。言葉に表せないよ」と興奮気味に話した。

 1点リードの9回に守護神のペレスが逆転を許し、3―4とされた直後だった。ファンの待つ右翼席上段に突き刺さる一発に「これできょうのことを忘れられるし、フレッシュなあすを迎えられる」と激しいワイルドカード争いを繰り広げるチームだけではなく、傷心の守護神も救った。

 かつて松井秀喜氏とともにヤンキースの主軸を務め、アスレチックス時代の00年にはリーグMVPにも輝いたメジャー19年目、通算438本塁打の大砲。7月につくったメジャー最年長サヨナラ弾記録も更新し、自身9度目のプレーオフ進出へひた走る。

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2013年9月26日のニュース