渡辺監督 執念采配 9回2死二塁で涌井代えた

[ 2013年8月5日 06:00 ]

<ソ・西>9回、マウンドに行き涌井(左)に降板を告げる渡辺監督(左から2人目)

パ・リーグ 西武3-2ソフトバンク

(8月4日 ヤフオクD)
 珍しい光景だった。1点リードの9回。西武3番手の涌井が江川を空振り三振に仕留めて、2死二塁。勝利まであと1人とした。ここで渡辺監督が今季初めてマウンドへ向かった。

 そして涌井に告げた。「チームの勝利のために全力を尽くすからランディ(ウィリアムス)に代える」。最後はウィリアムスが代打・李杜軒(リー・トゥーシェン)を一ゴロに仕留めてゲームセット。指揮官のなりふり構わぬ采配で、今季7連敗中だった敵地でのソフトバンク戦初勝利を挙げた。

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2013年8月5日のニュース