バレ 通算100号も空砲 史上7番目スピード達成

[ 2013年8月5日 06:00 ]

<ヤ・広>5回2死、左中間に通算100号本塁打を放つバレンティン

セ・リーグ ヤクルト4-7広島

(8月4日 神宮)
 ヤクルトのバレンティンが通算100本塁打を130メートルの特大弾で決めた。

 5点を追う5回2死。フルカウントからバリントンの高めの146キロの速球を左中間上段へ運ぶ今季38号ソロ。「シーズン前に38本打って来日100号を目標の数字に上げていた。神宮のファンの前で打つことができてとてもうれしい」。出場326試合目での大台到達は史上7番目のスピード記録で、球団ではペタジーニの333試合を抜く最速。今季は残り試合を今ままのペースで打てば、年間62本に達する。それでも「本塁打を狙うことはない。自分の打撃をするだけ」と気負いはない。昨年9月6日DeNA戦(横浜)以来の4安打。最下位に沈むチームでまさに孤軍奮闘だ。

 ≪プロ野球270人目≫バレンティン(ヤ)が広島戦の5回にバリントンから今季38号本塁打を放ち通算100本塁打を達成した。プロ野球270人目。初本塁打は11年4月16日の横浜戦で真下から。100号の最速記録は90年ブライアント(近)の246試合だが、バレンティンの325試合は歴代7位のスピード。ヤクルトでは01年ペタジーニの333試合を抜く最速記録になった。

続きを表示

2013年8月5日のニュース