バレ 強力援護2発 ライアン登板試合は驚異13発.519

[ 2013年8月4日 06:00 ]

<ヤ・広>5回無死一塁、バレンティン(中央)は2ランを放ちベンチ前でミレッジ(右)、小川とパフォーマンス

セ・リーグ ヤクルト8-2広島

(8月3日 神宮)
 小川が投げればバレンティンが打つ。「(小川が)祈ってくれるので、彼のパワーを感じて僕も結果として出せるんだ」というヤクルトの新人右腕と相思相愛の主砲が、攻守で12勝目をアシストした。

 5回の第3打席で中田から左手一本で左翼席へ36号2ランを放つと、続く7回には弾丸ライナーで左翼席に着弾する2打席連続の37号2ラン。3安打5打点の大暴れで、小川登板試合は14試合で打率.519、13本塁打、28打点とすさまじい。守備でも初回2死一、二塁から松山の右前打に猛然とチャージして本塁へ矢のような送球で相手の先制点を阻止した。

 「シーズン当初から繰り返し続いてきたので、(小川が投げれば)“きょうは打てるんじゃないか”という気持ちは多少ある」。この日の2発で本塁打王争いで2位のDeNA・ブランコに6本差をつけ、来日3年目での通算100号に王手をかけた。「初本塁打も神宮だったから、100号も神宮のファンの前で打ちたいね。アシタ、ガンバリマス!」と高らかに宣言した。

続きを表示

2013年8月4日のニュース