オランダ強打線不発 バレ、ジョーンズ意地見せるも完敗

[ 2013年3月10日 22:32 ]

WBC2次R1組2回戦 日本16―4オランダ

(3月10日 東京D)
 強打が武器のオランダにとっては皮肉な結果となった。打たれた本塁打は実に6本。毎回の16点を失っての完敗だった。ミューレン監督は「この球場で高めに投げ続けると抑えるのは難しい。6本とは思っていなかった」と残念がった。

 反撃は六回にバレンティン(ヤクルト)の3点二塁打とジョーンズ(楽天)の適時打で挙げた4点だけ。前田健(広島)に2三振を喫したバレンティンは「いい投球をされてタイミングを外された」と日本の右腕をたたえた。

 ▼オランダ代表・ミューレン監督 日本のいい打撃が印象に残った。私たちの失投を打ち損じなかった。前田健はスライダーや直球、カーブが非常に良かった。五回までに大勢が決まってしまった。明日(敗者復活2回戦)はいいコンディションで臨みたい。

続きを表示

2013年3月10日のニュース