森福、2死一、二塁火消し→摂津→今村→山口 完全継投

[ 2013年2月25日 06:00 ]

<オーストラリア・日本>日本3番手でピンチをしのいだ森福

侍ジャパン壮行試合 日本10-3オーストラリア

(2月24日 京セラドーム)
 救援陣は2試合連続の無失点リレー。3番手・森福以降の4投手は安打すら許さなかった。

 中でも沢村賞右腕・摂津の存在が光る。「だいぶ(対応)できるようになってきた」とWBC球を自在に操り、7回はデービーズはシンカー、ハーマンはカーブで2者連続の3球三振。1イニングを理想的な12球で片付けた。中継ぎまたは抑えとしての起用が見込まれるが、09、10年と2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝いた実績は頼もしい。

 8回は若き剛腕セットアッパー・今村がクリーンアップを3人で料理。「直球を見せ球に内角を広く使えました。シュートが有効だった」と納得の表情だ。昨季のセ・リーグ最優秀中継ぎ投手の左腕・山口も9回をピシャリ。前日に3者三振でセーブを挙げた守護神・牧田へとつなぐ勝利の方程式は盤石だ。

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